アルトサックス試奏 Pモーリア PMXA-67R 2回目
前回3ダークビンテージラッカーを試奏させていただいたのですが、今回はコニャックラッカーを追加して更に、通常のゴールドラッカーも加えた3種類を吹き比べてみました。
ダークビンテージラッカーは太くて、ダークな感じ。コニャックラッカーは意外にも明るくてクリアな音色でした。なんにでも合うかと。ゴールドラッカーはとてもブライトナ音色でクラシックでも行けそうな感じです。通常はファンクやロックなどに合いそうな感じ。
左からダークビンテージラッカー、真ん中がコニャックラッカー、右が通常のゴールドラッカーの3タイプを試奏させていただきました。ラッカーの種類が違うだけで、全く違う楽器に聞こえます。
モデルとしては、カスタムモデルでプロ奏者のWAKANAさんが使っていたり、違うモデルはですが、藤野美由紀さんが使っております。海外だとジェームス・カータとかコウミスター・サックスマンでしょうか。
今回吹いてみて気に入ったのがこのダークビンテージラッカーでした。
音色が渋くて、低音域がとても響くまさにダークな感じの印象です。また、このモデルはラージベルと呼ばれていて、ベルが通常のアルトサックスに比べて大きく作られているもので、ジャズやPOPS、ロック、ファンク、フュージョン等に合うサックスとなっております。とは言え、マウスピースを変えたり、吹き方をクラシック、吹奏楽のアンブシュアで吹けば、クラシックでも対応できる音色です。
また、吹奏感も軽くて、セルマーのマークⅥを意識しているような吹き心地でした。