ドゥカティ996と共に

イタリアンバイク、ドゥカティ996と自転車ロード、ミニベロでロングライドした記録です。

エンジン製造 バイクメーカーとしての歴史とカメラ

さていよいよ、バイクメーカーとしてDUCATIが始動することになるわけですが、他にも手がけていたものがありました。
それは、カメラの製造でした。

多くの従業員を抱えるドゥカティは小型カメラの製造も行っていました。この事業自体はあまり上手くいかなかったようですが、精密なメカニズムを持つドゥカティのエンジンとの関連性をうかがわせるエピソードと言えますね。

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ちょうどその頃、イタリア自動車産業の中心地トリノでは、後にスポーツカーのチューニングなどで有名になるシエタ社が、「クッチョロ」という排気量48ccの4ストロークエンジンを搭載した小型バイクの生産を開始。燃料1リットルで100kmも走ることができたこのバイクは、復興を目指すイタリア国内で大ヒットしましたが、需要に生産が追いつかないという事態に直面。シエタ社はクッチョロのOEM生産の受け入れ先を探しはじめ、これをドゥカティが引き受けたのです。

こうして、ドゥカティは1946年にクッチョロのエンジンを生産することになりました。そして、翌年の1947年にはクッチョロの販売権を獲得し、1949年には累計生産台数も6万台に到達。エンジンの供給先を拡大する一方でクッチョロの60cc版であるT3の生産も開始するなど、バイクメーカーとしての歴史を歩み始めたのです。

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1946年ドゥカティが初めて作ったバイク、『クッチョロ』。イタリア語で「子犬」と言う意味。
当時、2ストエンジンが主流の時代に、4ストロークを採用していたんですね。
ぶれないDUCATIのこだわりは、この時代からあったのですね。