ドゥカティ996復活へ シーズン1 最終章
さて、勝手にドゥカティ996復活 シーズン1としてしましました。なんでかってーと今回ですべての作業が終了しなかったのでしたぁ~!(≡^∇^≡)ニャハハ
そんな訳で、勝手にシーズン1の最終章としてました。
今日はGW最終日。そのため、今日の作業を最後に暫くまた、放置することになってしまいます。
では、本日の作業の開始でっす。
今日は、天気が朝から良いためはよ~から起きて作業開始でござる!
まずは、前々からダメになっていた、ホリゾンタル側の可動プーリーボルトの頭がダメになっていて、ナットで締めても締まらない感じでしたので、新品に交換です。よく見るとやっぱり、ねじ山がバカになっていました。
新しいプーリーローラーボルトにシール材を忘れずに塗り塗り。締め付けは、トルクレンチでしっかりシメシメです。
可動プーリーを取り付けて、ベルトをしっかり固定します。ここから、ベルトの張りを調整していきます。
クランク側のタイミングプーリーのポンチマークをクラッチカバーの溝にに合わせます。
そうすると、バーチカル側もホリゾンタル側もタイミングプーリーのポンチマークがシリンダーの溝に合います。この状態でホリゾンタル側のベルトの測定を行います。この状態はホリゾンタル側が上死点でバルブに一番力がかかっている状態です。
ホリゾンタル側を測定しました。ただ、プーリーナットを締めると若干回っちゃうので上がりますので、少し低めにしてから最終的に規定トルクで固定します。
僕が使用しているトルクレンチは東日のトルクレンチで、こちらは5N.m~25N.mのトルク管理ができます。エンジン系は特にトルク管理が大切ですから、皆さんもトルクレンチでしっかり管理しましょう。まあでもなれると手の感覚でわかりますけどね。
続いて、バーチカル側のベルト測定を行いますので、クランクシャフトを270度回転させます。
そうすると、ヘッドのカムシャフトも回転します。この時、バーチカル側が上死点となり、最大のテンションがバルブにかかり、ベルトも最大の力で張ることになります。
バーチカル側の測定を実施しました。この時、ホリゾンタル側のへの張りにも影響するため、若干規定から外して調整します。この作業は、結構適当でも最初は問題なくエンジンは始動できます。しかし、時間が経過すると規定値から外れてきて、アイドリングしなくなるものも出てきますので、ご心配の方はディーラやプロにお任せしてください。こちらで説明した内容は全てではなく省いておりますので、実際にはもう少し作業をしております。
測定も終了したので、ベルトカバーを取り付けます。外していたオイルプレッシャーSWも取り付けます。
ベルトカバーを全て取り付けて、バッテリーケースも取り付けます。
ここまでくるとあともうすぐです。
外したベルトは、特に大きな傷は有りませんでした。しかし、長年使用してきましたので、劣化や摩耗は目では確認できないものもありますので、交換するのが良いですね。一応この年式のドゥカティでは、20,000kmで交換を推奨しておりますが、使用条件により、これまた異なりますから、一概に言えませんが、頻繁にサーキット走行や全開走行をしなければ、20,000km以上持つと思います。
さて、最後になってきました。カウルを洗浄して、いよいよカウルを取り付けます。
タンクを取り付ける際に問題発生!
クーラントタンクに取り付けた大気圧センサの取り付け位置が悪くタンクが付きませんでした。そのため、急きょ大気圧センサーの取付方法を変更してタンク蒸着!!
ちょっと見えないですかね。大気圧センサーのコネクタがタンクに干渉していたので、オリジナルと同じ方法で取り付けました。アルミタンクの取付場所では、間違いなくタンクにぶつかっちゃうので設計がおかしいのかもです。この辺は自己責任で難なくクリアしました。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
さて、いよいよ、エンジン始動です。電気系とエンジン系をいじりましたので、うまく回ってくれるでしょうか。
キヒンキヒンとセルが回り、あっさりエンジン始動しました。
ドリュンズドドドドドドド!!
イヤー、いつ聞いてもこの図太い排気音はいいですね~(´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)
と「この直後に大事件が発生するのであ~る」
シーズン2へ続く