ドゥカティ996復活へ その4
さて、996の復旧作業も佳境に入ってきました。僕の休日も無くなってきましたので、早く終わらせないといけませんよね。
ということで、昨日の続きをやろうと思ったのですが今日も朝から雨が降ったり止んだりで、結局作業を開始できたのが、午後3時過ぎからでした。
昨日、途中で終了してしまった、アルミクーラントタンクの取付です。なんとか、形にはなりましたね。少し小さい感じでしたが、しっかり収めることが出来ました。これで長年苦しめられていたクーラント漏れから解放してもらえるのか。切に期待します。
そして、いよいよタイミングベルトを交換します。ドゥカティはバルブタイミングをコクドベルトで行っておりますので、定期的なメンテと交換が必要となります。これが、メンドイとか厄介とかで、ドカに乗りたいと思う方が少ないと聞いておりますが、僕はそうは思いません。コクドベルトのメリットは「静穏性」、「軽量化」、「整備性」ととても良いと思います。チェーン駆動は思いし五月蝿いのですが、長期間のメンテが必要ないところだけがメリットです。しかしチェーン駆動は万が一故障が発生すると、エンジンを開けなければいけないので、多額の出費が発生します。そこを考えるとメンテナンスコスト的にはコクドベルトの方が良いと考えますね。
早速ベルトカバーを開けてベルトの状態を確認しました。特に問題なさそうでした。
前回交換したのが、2014年3月でした。それから約2万kmを乗りましたので、丁度交換時期ですね。
こちらは、乗り方にもよりますよね。サーキットで最大パワーをよく使うとベルトにも負担がかかりますから、メーカー推奨よりも早い交換が必要な場合もありますね。
僕は、そんなに回さないし、サーキットも年1回か2回ですから、多分まだまだ使えるかもしてませんね。
ベルトを取り外す前に現状のベルトテンションを測定してみました。リアバンク側は規定値でしたが、フロントバンク側は少し緩かったです。
まあ、アイドリングしないほどではありませんが、緩すぎるとアイドリングが不安定になりますから、定期的な確認は必要ですかね。
そして、今回はベルト固定プーリーと可動プーリーも交換することにしました。ベアリングが不安でしたので思い切って交換することにしました。
ベアリングからローラボルトを外すのに手こずりました。(~∇、~;) ハァハァはあ
可動ローラーとベアリング、サークリップを新しくしてリアバンク側も交換します。
固定ローラーも取り外して交換します。こちらは、ローラーボルトごと外します。
ローラーボルトは、シーラーが塗られておりますので、戻す時もシーラーを塗り塗りします。ローラーとベアリング自体は問題なさそうでした。
ベアリングからローラーボルトを取り外すには、結構厄介ですが、ソケットを使ってプラハンマーで数回叩けば外れます。どうしても外れないときは、シリコンスプレーとか使うといいかもです。
固定ローラーもサクッと交換して新しくなりました。
これで、しばらくは大丈夫かと。次は6万か7万kmで交換でしょうか。
プーリーの交換も完了したので、ベルトも新品にして張り直しました。
排気側のバルブは動いちゃうので、ポンチマークに合わせて張っていきます。
ベルトも新しくなって、イイ感じです。
しかーし、ここで、時間切れです。ベルトのテンションは明日の朝からにして今日は一旦終了。
明日こそ天気が良くて30度の予報でした。
明日で、予定しているメンテを全て完了できるよう、ガンバロウ!!(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
早く乗りたいでっつ!!早くて秋か~(x_x;)シュン