ドゥカティ996と共に

イタリアンバイク、ドゥカティ996とミニベロでロングライドした記録です。に追加して、神社や仏閣、美術館・博物館が好きです。

デスモドロミックエンジン 動作

皆さん、こんちは。

最近は春めいた感じで、暖かくなってきていますね。

 

ところで、先日ドゥカティのデスモドロミックエンジンの歴史についてお伝えしたと思いましたが、イマイチ画像だけだとよくわからないと思いまして

 

動画を見つけてきましたので、御覧ください。

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1つのバルブにつき2組のカムとロッカーアームを設けてバルブの押下と引上を分担させ、バルブスプリングに頼ることなく強制的にバルブを閉じることで、高回転時におけるバルブタイミングを正確に管理する機構です。

 

これにより、エンジンの回転速度が速くなると設計されたタイミングにバルブが完全に閉じることができなくなるバルブサージングと呼ばれる現象やバルブを急速に開閉させようとすると、開く際にバルブが弾かれるバルブジャンプと呼ばれる現象、閉じる際にバルブシートとの衝突でバウンドするバルブバウンスと呼ばれる現象が発生しなくなるため、高回転でスムーズなエンジンを作ることが出来るのです。

 

そのため、2気筒という1ピストンが大きなドゥカティのL形エンジンは、バルブスプリングを用いたエンジンと比べてとてもスムーズで軽やかなエンジンと力強いトルクアクションを発生させています。

 

どうでしょうか、デスモドロミックエンジンの凄さがわかりましたか。

 

ああ、早くデスモエンジンに乗りたいですね。

春よ来い~

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